人工芝で絶対にしてはいけない事

Ｑ．家の庭に人工芝はお手入れも楽で耐久性もあり、良いと思っているのですが、これだけは「絶対にしてはいけない！」という注意点はあるのでしょうか？長く安全に利用する為にも教えてください。

Ａ．人工芝の多くはポリエチレンとかポリプロピレンとかが原料になってるねん。分かりやすく言えばプラスチック？？柔らかいプラスチックで作られた芝生って感じかな。最近は熱に耐えれるプラスチックも増えてきてるけど、人工芝はまだ熱には対応してない事が多いねん。とは言っても、太陽の熱くらいなら大丈夫。火気には気を付けなアカンかな。

例えば一軒家の庭を全て人工芝にしてる場合や、人工芝で作られた公園とかで花火する時。たぶん、人工芝の公園やったら「花火はしないでください。」的な看板があると思うけど、守ってあげてな。自分の家の庭やったら、気兼ねなく花火をする事も多いと思うけど、人工芝の場合は危険やから控える事をおススメするわ。

ペットボトルに火のついたタバコを付けたら分かるねんけど、タバコの部分に穴が開くねん。危険やから、わざわざ試したらアカンで！！この前な、たまたまボーっとタバコ吸ってたら、ペットボトルに思いっきり当たってて…。穴開いてん。けど、その穴が燃え広がる事はなかったわ。ペットボトルもポリエチレンが原料やし、こんな感じなんやと思う。

実際に、人工芝のメーカーさんも、「燃え広がる事は少ないけれども、火がついたところは溶けたり焦げたりするので、火を扱う事はしないでください。」とか忠告してるわ。他にもバーベキューとかの火の粉が飛びそうな事はやめておいた方がいいやろうね。赤ちゃんおるとか、家の中を禁煙にして庭で吸うパパがいるお宅も危険かも！？

花火をしたり、バーベキューしたり、タバコ吸ったり、火気を扱う可能性のあるお宅なら、人工芝を全体に敷くのではなく、１部はコンクリートや土の部分を残しておく方がいいやろね。場所が限定されてしまうけど、全体が人工芝よりは安全やと思う。ただ、それでも火の粉が飛ぶ可能性はあるから、注意しておくように！！

何かのひょうしに、火がついてしまって燃えてしまった場合は、すぐに水をかけるなどして対処しましょう。燃え広がる事はないというふうに言っている業者が多いので、少しの火の粉くらいでは大丈夫と思いますが、バーベキューなどの油もある状態だと燃え広がる可能性もありますので、充分に注意してください。

ちなみに、ちょっと燃えてしまった、溶けてしまったなんて時は、その部分だけを交換する事も可能です。せっかくの枯れない切れない人工芝なのに、１部分が汚れてしまっていては目立ってしまいますよね。そうならない為にも火気厳禁で安全に利用しましょうね。